其の醜悪な愛想微笑
其れが仮面でないのなら
表層の皮膚だけじゃ済まさない
肉なら神経ごと食らい尽くすまでだ
仮面ならば粉砕してやる
粉砕してやる
二度と再生など出来ないように
きっと神経の一つ一つに
きっと微粒子の一つ一つに
びっしり張り詰まった呪いを
解いて遣る
解いて遣る
解いて遣る
二度と偽物の皮膚の内へ逃げ込めぬように
二度と安っぽい仮面の裏側へ隠れられぬように
たった一つの真実でもって其れを永劫に破壊して遣る
もう沢山だ
もう沢山だ
もう沢山だ



2016.06.07 間隔麻痺

現実

呪縛

狭間

廻間

巡間

呪いは融けるさ
溶かすのだ
熔かすのだ
火炙り
溶解
液体

外へ外へ外へ引っ張られ
僕の形はもう僕の形をしてゐはしなひ危惧に
外れた脳髄の螺が一本二本゜・.。..ころり゜・.ころん.。。転がって

落下
夢じゃない
落下
落下
落下
する

よりも
残忍だ

形の変容には
だけには
耐えられないから




五月に咲く筈だった薔薇が腐敗したので
少女が空腹に泣き顔に火照った頬赤いのは血の気の最期の時だからって

ころころくるふ

わすれなひ
わすれなひ

身体を殺す日は雨が好い

呪縛

溶くには
雨水と
薔薇の腐敗液
水滴
落下

解放













*

 十二月末に贈られる追記或いは現在地として――/












































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2015.08.09 静謐

 静謐
 静謐
 静謐
 之
 騒騒
 ト
 羽搏ク
 聲

 ⋆